年頭のご挨拶

平成19年 元旦 豊国丸船長 川島誠一

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ご挨拶

 明けましておめでとうございます

 旧年中は豊国丸へご来訪くださいまして、誠に有難うございました。

 春の乗込みは、冬の寒さが厳しかったせいか、例年よりも水温が低めで、4月の半ばからのスタートとなりました。

 春の型物は習志野市岩崎洋行様5.8sでした。また、秋の型物は越谷市岩堀和久様6.0sで、みごと年間ランキング1位となられました。おめでとうございます。
 ここ数年の特徴としては、秋タイで型のいい物が多く釣れるようになってきました。豊国丸では「シャクリ釣り」でいかに大きい物が釣れるかにこだわってきた数年間でしたが、全体に型のいい物が多くなってきたのではと思います。今年も、一歩一歩、努力を積み重ねて参りたいと思います。

 もうひとつの特徴として、「シャクリ釣り」初挑戦の皆さんが初出船にしていきなり、枚数と共に型物を釣り上げるようになってきたのではないかと思います。豊国丸では初挑戦の皆さんに出船前教室を受講して頂くようにしています。タイを釣るにはどうしたらよいかという指導を行っておりますが、初挑戦でも結果(釣果)を残せるという結果に繋がっているのでは無いでしょうか。内容は基礎的なものですが、経験者の方がお聞きになっても、基本の再確認として役立っているようです。特筆すべきは、初挑戦であった数人の方々が、ランキング入りし、最終的にも残った方がいらっしゃいました。市原市柘植政吉様は5.1sで10位に入賞されました。私も大変喜んでおります。

 さて、五年間で年間ランキング10位までに3回入賞しますと、豊国丸での「シャクリマダイ名人」という称号で呼ばせて頂きます。ランキングを始めて早6年、なんと、栄えあるこの称号を手にされる方がいらっしゃいます。お一方は市川市の井上友孝様で、もうお一方は富津市の釣吉三ちゃんさんです。大変、おめでとうございます。
 もちろん勝手に呼ばせて頂くため、他のシャクリマダイファンの方々の権利を侵すものではございませんが、漁師顔負けという位素晴らしい腕の持ち主だと尊敬いたします。

 さてさて、皆様にはマダイ放流募金にご協力頂きまして、本当にありがとうございます。昨年3月には、千葉県の行政栽培部へ届けさせて頂く事ができました。心から感謝いたします。

 ここ最近、リールを使用してのシャクリ釣りで、枚数や型物を釣り上げる方がいらっしゃいます。東京湾においては潮の流れの遅いところでは、シャクリ釣りとの差が大きかったのですが、リールでの釣行を希望される方に関しても、ご要望に応えていける体制を整えて行こうかと思案中です。

 これからも、全てのお客様にシャクリ釣りの醍醐味が伝えていけるよう努力して参りたいと思います。今年もシャクリ釣りと共に豊国丸を愛して頂けるようよろしくお願い申し上げます。

 平成19年 元旦

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